地に足つけて

波長の合いそうなブログを見つけたら、"そっと"購読させていただきますね(^_-)。グループを見るようにしています。2020-1-27

やたらに病院を盲信する人けっこういるけど厚生省と医療関係組織が怖い間違いを繰り返す日本

この強烈な見出しと分かりにくいタイトルはどうにかして欲しいんだけど。

中身は敬服ものです。(魔理沙ちゃんと霊夢ちゃんの動画はいろんな人のを見かけるけど、こちらの「みんなのYouTubeアカデミア」は本好きの友達同士二人でやってるそうで、いろいろ為になる内容が多いです)

下にこの動画の内容を引用することでご紹介します。

関心を持ったらぜひ動画も見て、YouTubeの頁へ行って「いいね」ボタンを押すなどして応援してあげてください。また、この動画の終わりでは第三者監視組織の立ち上げを訴えておられます。加勢して声を上げていきたいですね。

①ジフテリア予防接種による健康被害

3:20-「当たり前のことを当たり前にする。これができていないことで被害がでてしまったということは、忘れてはいけないはずよ。そういえば、新型コロナワクチンの接種会場に、アナフィラキシー対応の経験を積んだ医師がいないことが問題視されたことがあったわよね?

”無毒化が不十分であったワクチンの接種によるジフテリア毒素により大規模な医療事故が起き、横隔膜麻痺、咽頭麻痺、心不全等の中毒症状が現れ、死亡者85名という結果になった。これは、世界史上最大の予防接種事故” 出典:ウィキペディア 

 

②サリドマイド

8:18-「当時は、海外で使用されている有名医薬品については、簡易な審査でよいとされていたの。(……)しかも、審査の段階では西ドイツでも発売前だったの。だから、海外で使用されている有名医薬品という認識自体が間違っていたのよ。そんな中、1960年にアメリカでは、FDAがサリドマイドを許可しないことを発表したの。理由は、胎児への影響に関するデータがないことにあったの。一方、日本では宣伝と販売が拡大されていた。「完全無毒」「妊婦にも安心」いま考えれば、恐ろしいキャッチコピーと共に大衆薬として街の薬局でも販売されていたそうよ。1959年から恐ろしい勢いで、新生児の奇形化が報告されるようになったの。」

「西ドイツでは、警告の約1週間後にあたる11月25日にサリドマイドを市場から回収することを発表した。また、ヨーロッパなど西欧諸国も西ドイツに倣う形で回収を決定したわ。ただ、日本では以前と販売され続けたの。厚生省は、「レンツ警告には科学的根拠がない」と発表して、新たに別の1社に製造承認を与えたの。その後、1962年に北海道大学、梶井講師が日本でのサリドマイド児の症例を発表するまで販売は続けられた。当時の厚生省は、科学的根拠がないと断言した。しかし、データがある以上、一つのリスクとして認識して対応する必要があったと思うの。」

 

③キノホルム製剤/スモン

10:55-「劇薬指定が取り消され、再び販売されるようになったキノホルムは、その後全国で販売され続けたわ。結果、1万人以上の人がスモンに羅漢することとなったの。

「劇薬指定されたものを取り消すんだったら、もっと時間をかけて研究を重ねるべきだったわね。すべての薬には、リスクとベネフィットがある。この時、優先すべきはリスクにあると思うの。リスクについてしっかりと考えずに、ベネフィットを優先した結果といえるかもしれないわね・・。

 

④クロロキン

13:00-「(……)そんな中、1958年ごろからアメリカでは失明の危険が医学誌などで警告されるようになり、1964年には全米の医師に警告書が発送されることになったのよ。(日本では)1961年に始まった国民皆保険制度によって、薬の使用に拍車がかかり、多くの人がクロロキンを服用するようになり1970年以降、製薬業界は1兆円産業へと膨れ上がっていったわ。その一方で、クロロキンを使用した人たちに視覚障害が出始めてしまったの。しかも、薬の使用をやめても障害は進行して行き、治療法がないうえに、腎炎にも効果がなかったのよ。

「クロロキンによる薬害は、安易な適応症拡大を許した薬事規制の不備や、製薬企業の販売優先と責任回避の姿勢、研究者と製薬企業の癒着体質、行政のずさんな対応などが重なって生まれた、典型的な薬事事件とされているわ。

「しかも、当時の厚生省製薬課長は、アメリカで警告が発せられ、日本の学会で被害が検討された時に、自分だけ服用を辞めたとされているわ。なお、メディアが取材を申し込んだら、取材拒否したそうよ。クロロキン網膜症の問題を迫った映画の中で、当時の、製薬会社の元宣伝販売員は「一日一度は手錠がはまるようなことをやらないようでは、一人前ではないと言われていた」と語っているわ。企業が利益を追求するのは当たり前かもしれない。でも、守るべきルールは守らなければいけないはずよ。」

 

⑤解熱剤による四頭筋短縮症

16:30-「ちなみに、初めて報告されたのは1947年。その後、1970年代に入って日本各地で多発し、社会問題となったの。(……)1996年には和解が成立したんだけど、公的医療保障がないうえに、相談窓口さえ整備されていない現実があるの。

 

⑥血液製剤による 感染

18:44-「そして、その中にHIVが混入していたのよ。

「しかも、恐ろしいことに加熱製剤の許可後も、危険な非加熱製剤はすぐに回収されることなく、使用され続けて居たのよ。

「裁判では、厚生省や製薬企業が隠してきた事実が次々に明るみになることで、(……)

 

⑦MMRワクチン接種による無菌性脊髄炎

21:48「ワクチンに関する国民の信頼を大きく失墜させた問題として知られているわ。

「実は、MMRワクチンの原液を供給していた企業が、1989年1月からワクチンの効き目を高めるために製造方法を変更していたのよ。(……)製造管理が徹底されていなかったってこと。そういう意味じゃ、起こるべくして起こった薬害問題といえるわね。

 

⑧血液製剤によるC型肝炎ウィルス感染

24:27- 「肝炎ウイルスに汚染された原料血を用いた血液製剤によって、多数のC型肝炎患者が発生してしまったのよ。アメリカでは 1977年に有効性と比較して危険性が高いという理由から販売を取りやめていたの。ただ、日本では1987年に青森県で集団感染が起きるまで、医療機関への安全性情報が伝えられていなかった。結局、国が販売制限したのは1998年。企業と厚生官僚が共犯となり被害を隠し続けていたの。もっと言えば、隠し続けることで被害を広げ続けていたのよ。

「それにも関わらず、厚生省は有効性・安全性を確認しないまま承認したの。

「その後、国は利害関係からの「独立性」と、医薬品安全性を独自に評価できる「専門性」、迅速かつ適切に対応できる「機動性」をもたせた第三者監視組織の立ち上げを求められたんだけど、いまだに第三者監視組織の設立は実現していないわ。監視されたら困る人たちがいるのかしらね?この現実を見ると、同じ間違いを繰り返さない環境が作られているとは思えないんだけどね。

 

⑨ヒト乾燥硬膜の使用によるプリオン感染症

28:19-「しかも、1987年にアメリカで使用禁止・廃棄警告が出されても、厚生省は警告を無視し続けて使用され続けて居たのよ。結局、ライオデュラの回収命令が出されたのは 1997年。この問題の構造は、薬害エイズとまったく同じ。何も学んでいなかったということよ。

 

⑩陣痛促進剤による被害

30:12-「1970年代終わりごろから、計画分娩などの目的で使用された陣痛促進剤によって、母親の死亡、子宮破裂、胎児死亡、新生児仮死による脳性麻痺などが多数報告されるようになったの。(……)つまり、医薬品の副作用というよりは、使い方の問題が大きかったということね。当時は、医療のプロフェッショナルである医師に、薬の使い方や副作用が起きた場合の措置方法を添付文書で指示するのはおかしいとされていた。そのため、注射剤の投与速度などの規制ができずに、現場の医師の判断に任されていたのよ。しかも、当時は医療上の必要性のためだけでなく、医療機関の都合のために計画分娩が行われていたとされているの。実際、分娩の曜日と時間を調べると不自然なほど土日の分娩が少ないことが分かっているわ。

「だから、これ以上同じ間違いを繰り返さないためにも、第三者監視組織を設立するべきだと思うの。利権を失いたくない人がいるのかもしれない。でも、一人でも多くの人が声を上げていけば、第三者監視組織の設立は可能だと思うの。」

今日、一番、感動した動画

最近、日課のツイッター閲覧(自身のツイートはめったにしなくて、ニュース番組とか大統領とか市長さんなどを主に追っています)。

かわいい、特に動物の動画とか、感激すると人にも伝えたくなるけど、ここで紹介すればいいことに気づくまでに今までかかりました。

よくよく考えてみれば、きっと、ママやパパがやっていたことを見ていて、この子にとっては極、当たり前の日常的なことだったんだろうけど。これをツイートした人も、少なからず、私と同様に感じたわけよね。