ある保護猫兄弟の物語 2
こちら(↓)の続き。
子猫の成長は早い。やがて大きい4匹はもう、お手製ケージの枠をを自力で乗り越えて部屋を走り回るようになっていましたが、主さんがお忙しいのと、子猫の成長が早いのとで、トイレの準備がまだでした。お部屋の床のあちこちで粗相をしてしまうようになります。現場を拭き掃除する主さんの様子を見ながら、ぴょこぴょこ後ずさって走り去る姿は、いたずらをしでかして、気になりながらも逃げることにしたやんちゃ坊主さながら。
とうとう主さん、家の前庭に猫ハウスを作って移住させます。ベンチを作るつもりで購入したというダブルベッドの土台で。屋内に置いていたケージも外に出してしまいました。雨が降ってきて、ハウス制作は中断。3匹の子猫は、ケージのなかに入れていた段ボールで作ったトンネル付きの塔に雨宿り。残りの親子猫は、主さんが家の中をのぞくと、すぐ足元に、玄関のコンクリの床に寄り添っているのでした。
さて、屋外猫ハウスができあがりましたが、ブラインドの板で作った柵のすき間は子猫たちには簡単に通れる広さがあったので、みんな簡単に外へ出てしまえるのでしたが、戻ろうと思っても入り口がなかったのでした。それで、気づくと、母猫はいつものように屋内で寝そべっているし、子猫たちも玄関に置きっぱなしにされた空のボウルが入った段ボール箱の中にみんなでお団子になっているのでした。しかし、数えると一匹足らない。
保護主さんはその一匹を探し回ります。母猫ちゃんに、もう一匹はどこだいと聞きながら。しばらくして、ようやく母猫がゆったりと外に出てきて、ベッドで作った新設のお家のそばに寝そべって静かに鳴きます。
母猫のこのジェスチャーを保護主さんは解して、このベッドのお家の床下のすき間に子猫の脚が覗いているのを発見します。子猫はこの床下で遊んでいたのでした。
保護主さんは、この屋外の猫の家に猫たちが入りやすいように、板を渡して入り口を作ります。そして、入り方を子猫たちに一匹ずつ教えます。すると、どの子も、どうにかこうにか保護主さんの意向を理解したのか、その板を渡って猫ハウスへ入ります。
その晩、また、子猫たちが1匹しか見当たりません。床下を除くと、一匹の子猫のあどけない顔がありました。そこで保護主さんがカメラを床下に差し込んでみると、スプリングの張り巡らされた、残りの4匹も確認されました。みんな下から潜り込んで、ベッドの内部に登ることを覚えてしまったのでした。
保護主さんは危ないのでベッドを下げて床下に子猫たちが入れないようにしました。が、その次は、この猫ハウスに屋根として二重にかぶせていたシートの間に入って、ここを取っ組み合って転がれる楽しい遊び場にしてしまうのでした。
ある保護猫兄弟の物語
こちら(↓)の続き。かわいいから言葉にしたい…(英語字幕もないときは、もうさすがにお手上げで分からないけど)
ある心地よい土曜日のこと。猫親子は屋内の手作りケージの中でくつろいでいます。出かけていた主さんが戻ってくると、そのうちの子猫2匹が顔を主さんに向けて出迎えます。真ん中の一匹が、主さんのところまで、みゃ、みゃ、と言いながら、よちよち歩み寄ってきます。主さんは、今日は、掃除をするからその間、どいててもらうよ、と猫たちによく説明します。
そして、主さんは手ごろな段ボール箱を持ってきて、母猫ぬりちゃんに説明を繰り返しながら、子猫を一匹ずつ入れていきます。そして、その箱を戸を開け放して玄関前の砂利の上に、さあ、出ておいで、と、横倒しに置きます。それから、主さんはぬりちゃんを呼びますが、なかなか屋内のケージから出てこようとしません。ケージの枠に前足を乗せて、子猫たちの様子をうかがって、やっとケージから出たすきに、主さんはケージ内をきれいにし始めますが、ぬりちゃん、すぐにケージに戻ってきて、ケージを守ろうとするかのように手足を広げて寝そべります。無言だけど心配をぬぐえないぬりちゃんでした。
そして、段ボール箱から出てこない子猫たち:
この子猫たちにとってはおそらく生まれて初めてのお日さまの下の外界だったのでした。やがてやってきたぬりちゃんが箱に入ったので、押し出された子猫たち:
そして、母猫ぬりちゃんは、おチビちゃんをくわえて、家の中のケージへ連れて行くのでした。主さん、仕方なく、そこで箱ごとみんなをケージへ戻します。そして、さらに周囲の床を拭き掃除して、さあ、終わったよ、と声をかけると、かわいらしい声を返すぬりちゃんなのでした。
後日か同日か、主さんが釣りに出かけて帰ると、ぬりちゃんもお出かけ中だったので、これがチャンスと、主さんは掃除を再開します。が、ぬりちゃん、いくらもしないうちに戻ってくる。そして、今度もまた、一番のおチビちゃんをまず、くわえてケージへ連れ戻します。どうも、一番軽くて運びやすいかららしいですが。
適当に自家製ブレンド
愛用スーパーのコーヒーブランドだと、コロンビアはちょっと苦めに感じて、グアテマラのほうが飲みやすい。容器に少なくなっていたコロンビアに、適当にグアテマラを混ぜてよくふって、ドリップしてみたら、これが悪くない。予想外においしい。
韓国語
韓国の保護子猫、トリちゃんは、"栗" ちゃんの意味なんだそうな。
韓国の人って、名前を呼ぶのに最後に「~や」って言うのね。すごく懐かしい日本語と同じだ。あと、3が同じ「サン」らしい。3mを「サンメーター」と言っているのは聞き取れた。
とか、「ジャンプ」とか「ウインク」とか「ボックス」とか言っているのも分かった。わざとかもしれないけれど、語尾を伸ばしてしまうくらいで日本人以上に英語離れしていると思った。
みかん
もう季節が違うのかとあきらめていたら、また、おいしいみかんにありつけた。やっぱり、おいしいみかんは、小粒で、皮がふがふがしてないもの。できるだけ皮の色が濃いのを選んだのもよかったかも。甘酸っぱさが濃厚。この味がおいしいわけじゃない人もいるのかなってくらい、美味しいみかんの見分け方、読んだところではぜんぜん違うことを言っていたけど。