地に足つけて

波長の合いそうなブログを見つけたら、"そっと"購読させていただきますね(^_-)。グループを見るようにしています。2020-1-27

ヴィターリ Vitali

トマソ・アントニオ・ヴィターリ(1663-1745)〔伊〕

 

シャコンヌ ト短調

ただごとならぬ悲嘆な響きですが、シャコンヌとは3拍子の舞曲というほどの意味で、バロック音楽らしくないのは、このハイフェッツのもの(1920年)などは脚色が大変豊かなのだそうで、そのうえ、元々、バロック音楽ではほかに見られないほど転調の幅が広いことを特徴とする曲なのだそうです。

この曲が本当にトマソ・ヴィターリの作なのかも疑われていますが、現存の手書きの譜面には「Tomaso Vitalino の一品」と書かれてあり、これが1710-1730年に譜面起こしを仕事にした人の手になることは、とりあえず確かなのだそうです(参考:Wikipedia)。イタリア人の言うところで、VitaliをVitalinoと呼ぶことはあり得るそうです。